だんだん暑い日が、多くなってきましたね。暑い夏の日に、韓国で食べるグルメの1つに参鶏湯(サムゲタン)があります。
韓国ソウルの街中を歩いていると、参鶏湯という看板を目にしますが、はっきり言ってどの店に入ったら良いか分かりませんよね。ソウルにある南大門市場に、地元民が「参鶏湯(サムゲタン)を食べるなら老舗の【ソウル参鶏湯】へ通っているよ。」と、教えてくれた店があります。南大門市場で?と驚きましたが、地元民が言うなら間違えはないだろうと思い行ってみて正解でした!
先ずは、参鶏湯てどういうもの?からです。
参鶏湯の効能
参鶏湯は、薬膳料理でもあり疲労回復、胃腸の不調改善、食欲不振として知られています。韓国では、真夏の暑いときに、疲労回復のために食べる食事のようです。
暑いときに、熱い物をを食べて汗をかき体の熱を取ると聞いたことがあります。コラーゲンもたっぷりなので、韓国の女性の方にもお肌プルプルになるので、人気のグルメです。
ソウル参鶏湯は地元民をうならせる店
「ソウルへ行くなら、南大門で参鶏湯を食べておいで。」と韓国人の友達が美味しい食堂を教えてくれました。
南大門市場では、参鶏湯のイメージがありませんでした。ソウル参鶏湯は、南大門市場の太刀魚横丁の中に店はあります。周りの店は、カルチジョリム(太刀魚の煮物)専門店ばかりなので、まさか鶏の看板があるとは、思いませんでした。
太刀魚の専門店通りに関係の無い、鶏の看板があっても美味しいのか不安になりますよね?
こちらは、カルチジョリム屋の調理中の風景です。ソウル参鶏湯の目の前です。
太刀魚通りの中に、ぽつんと1件だけある鶏の看板が目立ちます。
薄暗い通りに面している引き戸は、開けっ放しになっているので、恐る恐る店内に入っていました。
この日は、ハルモ二(お婆さん)1人で、店内を切り盛りしているようです。と言っても、店内はテーブルが少しだけあり、こじんまりとした店内です。
パンチャン(無料のおかず)がやってまいりました。辛い白菜キムチ、カクテキ、青とうがらし、生のにんにく、コクのある味噌です。
パンチャンを出すと、ハルモ二の姿が見えなくなりました。調理場が、店の外の向かいにあり、調理をしに外へ出てしまいます。毎日、朝に仕込んだ参鶏湯しか出さないと教えてくださいました。
かなり辛いキムチを食べていると、無性にビールを飲みたくなり、ハルモ二を呼んでも気が付いてくれないので、勝手に店内にある冷蔵庫から、ビールを拝借して飲んできたら、ハルモ二が熱々の参鶏湯を運んで来てくれました。
ビールを勝手に冷蔵庫から取り出し飲んでいることを伝えると、「ケンチャナ」大丈夫と言って、優しい笑顔を見せてくれました^^
サムゲタンハンマリ(半分)を注文しました。1羽とハンマリ(半分)から選ぶことができます。ハンマリでもこんなにボリュームがあります!
プリプリの鶏肉は弾力があり、一口かみ締めると甘味もあり、他の店とは違う!と感じました。新鮮な鶏肉と直ぐに分かりました。
もち米も程よく入り、高麗人参、ネギ、ナツメ、栗などの香ばしい香りがし、白いスープは濃厚です。スープには、味が付いていないので、鍋から鶏肉を出して塩を付けていただきます。
辛いキムチを食べながら、スープを飲むと最高の美味しさでした。
ソウル参鶏湯メニュー
参鶏湯(1羽) 16000W
ハンマリ(半分)9000W
ソジュ(焼酎) 5000W
メクチュ(ビール)5000W
南大門市場で老舗のグルメ参鶏湯を食べた感想
ハルモニが作る参鶏湯は、他では食べることが出来ない濃厚で鶏の味がしっかりした抜群の美味しさでした。さすが地元民がこよなく愛する南大門グルメです。日本人には少し辛めのキムチと食べると、体もスッキリし元気回復です。真夏だけでなく冬場も通っています。体を温めてくれる韓国の究極のグルメですよね。
ソウル南大門市場へ行かれたら、韓国の地元民がおすすめする「ソウル参鶏湯」で、ディープなソウルを味わってみてはいかがでしょうか。
南大門市場で1人でも入りやすい食堂はこちらからです。
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ソウル南大門市場ソウル参鶏湯行き方
ソウル地下鉄4号線会賢駅(フェヒョン駅)5番出口GATE6を入り真っ直ぐ行きます。メイン通りに出たら左、太刀魚横丁内です。
住所:ソウル特別市中区南倉洞34-52
営業時間:7:00~20:00 休み:旧正月、秋夕
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