夏が近づき暑さで体力がなくなってくると、食べたくなるのは韓国料理の「参鶏湯」です。日本では土用の丑の日にウナギを食べるが、この日はサムゲタンを食べることで知られています。体を温め汗をかくことがとても良いそうです。
韓国で購入した参鶏湯セットを思い出し、滋養食なので期待して作ってみることにしました。偶然にも韓国で参鶏湯を食べる「복날ポクナル」の日でした。作ってみた結果からいうと便利で簡単だったので、韓国土産として買って良かったのひとことです。
韓国で購入した参鶏湯セット
韓国の大型スーパー「emart イーマート」で、韓国土産として購入した参鶏湯を作るときに使うセットです。590円くらいでした。
参鶏湯セットの中には、以下の物が入っていました。高麗人参はわかるのですが、木の切れはしのようなものも入っていました。どのような効能があるのでしょうか。
・황기:高麗人参 (滋養強壮など)
・대추:ナツメ (強壮作用、鎮静作用など)
・엄나무:オンナム(関節炎、腰痛、うつ病、肝機能改善など)
・녹각:鹿の角(強壮、強精、更年期障害など)
参鶏湯作り方
【材料】
・鶏肉1羽
・もち米 カップ1/3
・参鶏湯セット
・生姜1片
・ニンニク2個
・塩(天然のもの)
・栗2個(今回はなかったので使用していません)
【作り方】
①もち米を洗い30分ほど水につけておく。その後ザルに上げ水けを切る。
②鶏肉の内臓をよく洗いきれいに拭いておく。
③鶏肉のお腹の中に、洗ったもち米、生姜半量、ニンニク、ナツメ半量を入れ中身が出ないようにタコ糸で縫い合わせる。(わたしは、楊枝を使い縫い合わせました。)
もち米をパンパンに入れてしまうと、膨らむので中身が出てしまうことがあるので、余裕があるくらいのすき間を開けておくとよいです。
④鶏肉の処理が終わったらたっぷりの水の中に、残りの生姜、ナツメ、鹿角、オンナム、高麗人参を入れ火にかける。水から鶏肉が出ると固くなってしまうので、水分の量が減るたびに水を加える。
⑤アクを丁寧に取りながら3時間ほど煮る。湯気で写真が上手く撮れませんでした^^;
⓺鶏肉が柔らかくなったら、食べやすい大きさにカットして、だし汁と一緒に器に盛りつける。肉が崩れるほど柔らかくしあがりました。
爪楊枝がまだ取り除けていませんでしたね^^
食べる時にはお気をつけてください。
好みで塩をつけていただきます。
参鶏湯を作ってみた感想
今回は、家族が風邪をひきぐったりしていたので、自己流ですが簡単に参鶏湯を作ってみました。生の鶏肉を触るときになんとも言えない気持ちになりましたが、想像していたより簡単で美味しくしあがりました。翌朝には、だいぶ体調が良くなったよと言われたので、作ってみて良かったです。体がポカポカ温まったおかげでしょうか?
高麗人参などを市場で1つずつ購入するよりも、分量も分かりやすくリーズナブルに購入できるのでとても便利だなと思います。今回はemartで購入しましたが、韓国の大型スーパーにはあると思います。また購入したい韓国土産の1つです。
《⇊ソウルで美味しい参鶏湯のお店の行き方の詳細はこちらから!》
【ソウル】南大門グルメ地元民がこよなく愛する究極の老舗参鶏湯はこちらからです。
ソウル【景福宮】で美味しい参鶏湯専門店1人旅でも入れるお店はこちらからです。
▼韓国へ行くならエアトリがおススメ!